機能・特性を理解し最適セニング選び

選び方は難しいけれども、便利なセニングシザー。
セニングシザーの特性を理解して、自分に一番合ったシザーズを選びましょう。

「スキ率」とは

スキ率比較

シザーズがつかんだ髪のうち、1回の開閉によって切れる髪の量の割合を表しています。スキ率10%のシザーズは、つかんだ髪の約10%をカット。
スキ率80%はつかんだ髪に穴が開くようにカットできます。

スキ率が高いほど確実なテクニックが必要

比較画像

スキ率の高いシザーズは1回でカットされる量が多いので、スピードはかなり速くなりますが、リスクも大きくなります。スキ率が高いセニング(50~70%)ほど確実なテクニックが必要です。

セニングの「正刃」「逆刃」

正刃・逆刃

セニングには「正刃」と「逆刃」があります。
「正刃」は動刃が棒刃、「逆刃」は動刃がクシ刃となっています。カットするスタイルによって使い分けます。

ヒカリはセニングのクシ刃までも蛤刃

切れ味は絶妙な調整から生まれます。セニングもその例外ではありません。ヒカリは細かなクシ刃の1本1本までにも、裏スキ・ヒネリ・アキなどの絶妙なバランス調整を手造りで施した「コンベックス刃」を付けました。

意外と難しいセニング選び

スキ率が高いほど1回の開閉で、より沢山の髪の毛をスキますから所用時間は速く仕上がります。つまり、スキ率の高いセニングほど営業的には有利ですが、スク箇所と回数に関して、より確実な技術と細心な注意が必要になります。自分の技術力と目的に合わせて、適切なセニングをお選び下さい。