シザーズの選び方
ヒカリなら豊富なバリエーションの中から最適な鋏が選べます
ヒカリシザーズは全部で34シリーズ。
各シリーズごとに種別があり、現在113種類のラインナップをご用意しています。この豊富なバリエーションは「用途の違い」、「材質の違い」、「仕様の違い」から生まれました。経験年数や技術力などの違いによって、最適なシザーズは異なります。下記のステップを参考にご自分にピッタリのシザーズを見つけてください。
STEP1 どんなスタイルを作りますか?
長さを決める
まず使用する目的(へアースタイル)を明確にします。
購入予定のシザーズで主にどのようなスタイルを作るのかをはっきりさせて、長さを決めます。
・ ブラント…5.0~5.75(6.0)インチ
・ ストローク、ワンレン…5.5(5.0)~6.0(6.8)インチ
・ 刈り上げ…6.5~7.25インチ
* 性別や手の大きさで前後します。
刃線で決める
・ ブラント・ワンレン・刈り上げ…柳刃
・ スライド、ストローク、エフェクト…笹刃
必要な本数は…
これから経験を積んでいくジュニアの方でも最低2丁は必要です。(セニングは、他のシザーズで代用できませんからこれも含めると3丁)。 研ぎに出したり、万一落として刃こぼれがした時のためにスペアも考えるとベテランなら、最低でも4~5丁は必要です。
STEP2 最適リングサイズを測る
STEP3 あなたの経験年数は
経験年数や技術力の違いによって、目安を付けます。
STEP4 各シリーズの「特長」をチェック!
例えば
・ 指の細い方には…ネオコスモス
・ 指が疲れずシザーズが安定する…小指掛付き
・ スライドカットが容易な…ビードライ
・ カット技法によって持ち方を変える…アナトミックグリップ
STEP5 手とシザーズの「バランス」をチェック!
男性でも女性でも人によって手の大きさは違うのに、全ての人が同じ大きさのシザーズで使い勝手が変わらないわけがありません。
シザーズには、個々に異なる全体重量の「重心点」があります。またシザーズを持った時に鋏を支えるのは、人差し指上の接点で、その2点の合致がポイントです。
こんな選び方をしていませんか?
空切りでシザーズを選ばないこと
特に試しに空切りしたときのスムーズさや固さで決めたりする方がいますが、これには意味がありません。
空切り(何も切らずにただ鋏を開閉されること)は刃の金属同士が直接こすれ金属粉が出て刃を傷めますので、お避けください。
こんな点にも気をつけて!
板バネの付いたネジは総じて滑らかな開閉ですが、調整が悪いとパクついたりします。ネジの強弱は自分の好みで調整するのがベストです。 ホールド感がハンドリングの良さに通じますから、何度も繰り返して見て、確認すると良いでしょう。